水上生活者や水上海鮮レストラン・ジャンボ・キングダム(珍寶王国)* で有名な人気の観光スポット【アバディーン(香港仔)】。
香港島の南西に位置する港街です。
そして、ここは、【香港】の名前の由来になった土地とも言われています。
ということで、香港原点の地【アバディーン(香港仔)】で海浜公園プロムナードの散策と、ローカル色たっぷりな良い感じの茶餐廳(ちゃちゃんてん)とスイーツ店に行ってきたのでご紹介します!
※ジャンボレストランは、今年2020年3月3日から新型肺炎の影響で休業中になってます。
閉業なのか休業なのか色々噂はあるけど、とりあえずは休業らしいので、再開を切に願います。(^人^)
香港の名前の由来になった説
その昔、アバディーン(香港仔)は漁村であったとともに、香木の積み下ろし場でもあったことから香木の港=香港と名付けられたと伝えられています。
もう一つ、英語名の説として、英軍が最初に上陸した時に、地元民に「ここはどこだ?」と尋ねたところ『ホンコン』と答えたということで、英語のその名がついたという説もあります。
そしてまた、ここアバディーンは、当時のイギリス外務大臣アバディーン伯を記念して名付けられたんだそうです。
バスで香港仔へアクセス
ということで、今回バスで目指したのはアバディーン(香港仔)の湾沿いにある海浜公園のプロムナード。
最近開通した地下鉄(MTR)でも行けるのですが、最寄りの駅(黄竹抗)からちょっと歩くのでバスの方が便利かなと思います。
バスはKMBの170か107で、
コーズウェイベイからは「景隆街」で乗車、
九龍側からでしたら「ホンハム・トンネル料金所」で乗車、
『香港仔海濱公園』で下車すれば降りたすぐ目の前がアバディーンの港(避風塘/タイフーン・シェルター)に沿ったプロムナードになります。
↓170
↓107
↓バスを降りると、すぐ目の前が海浜公園のプロムナードになってます↓
この日は、ちょっと曇り空&時々スコールでした。
プロムナード散策
プロムナードを左に行くとこんなのがあります。
ここ、香港仔湾でもドラゴンボートの大会が行われます。
今年(2020年)は開催されそうにないなぁ〜。(T-T)
振り返って、右の方へ進みま〜す。
今回は、散策しなかったけど、向こう岸に見える高層ビル群は、鴨脷洲(アップ レイ チャウ/Ap Lei Chau)といって、以前水上生活をしていた人たちが主に住んでいるんだそうです。
場所がら、市民の足として船が往来してます。
けっこうインスタ映えするんじゃない?(^^;;
歩を進めて行くと、こんなオブジェもあります。
むかし漁村だったんだなぁ〜、っていうオブジェですね。
ところでオブジェのおじさんチンさんに似てない?
お〜〜!
もしかしたら、ワタシのおじいさんアルナ〜。(^_^;)
ラマ島(南丫島)往きフェリー
さらに進んで行くと、ラマ島(南丫島/Lamma Island)往きフェリー乗り場が見えます。
ラマ島(南丫島)は、香港の数ある離島の中で、ランタオ島に次いで2番目に大きい島です。
一般的には、セントラルにあるフェリーターミナルから行くのですが、ここアバディーンからも実は行けるんですね。
地図を見てみると分かりますが、アバディーンからの方が近いです。
↓時刻表
魚の卸売り市場
そして、さらに歩いて行くと魚の卸売市場が軒を連ねてます。
香港仔は、実は今でも漁港として魚市場で賑わっています。
この日、私が行ったのが午後だったので、市場はもう終わってしまってましたが。。。σ^_^;
魚市場の活気を体験されたい方は、午前中に訪れることをおすすめします。
↓魚を入れる発砲ボックスが積んでありますね。
↓本来なら、ここに魚がずらりと並んでいるんですが。。。
↓ここは比較的広い卸売場です。
もう店じまいしちゃってて何もありませ〜ん。。。(T . T)
↓なんか日本人の名前みたい。。。キネさん? (^^;;
鴨脷洲(アップ レイ チャウ/Ap Lei Chau)を行き来するフェリー
湾の向こう岸のアップ・レイ・チャウ(鴨脷洲)へは、バスか最近開通した地下鉄で行く他にフェリーで行くこともできます。
魚卸売り場沿いに、アップ・レイ・チャウ(鴨脷洲)とアバディーン(香港仔)を往復しているフェリー乗り場があります。
料金は、大人$2.50 子供$1.30 でオクトパスか現金になります。
けっこう頻繁に出てるようで、ちょっと乗ってみることにしました。
↓左がオクトパス、右が現金を入れる箱
なんかこういう雑なところが香港らしいというか良いですよね〜。
(^^)
↓操縦席
↓船内はこんな感じ
ちょっと落ち着きのない映像ですが、撮影してみたのでよかったらご覧に遊ばせ!
(^◇^;) (約1分30秒’)
ジャンボ海鮮レストラン行きフェリー乗り場
アップ・レイ・チャウ(鴨脷洲)行きのフェリー乗り場から、更に西へ歩いて行くと、あの船上海鮮レストランのジャンボ・キングダム行きのフェリー乗り場もあります。
新型肺炎の影響で、閉業したとの噂を聞きますが、今のところ取り敢えずは休業となってます。
ジャンボには、私も約30年前に一度行ったっきりでその後は行ったことないので、閉業となるのは寂しいですね。
再開するのを願います!(u人u)
レストランはオールド・メイン・ストリート(香港仔舊大街)がおすすめ
プロムナードを散策して、小腹も空いたので下午茶(おやつの時間)にする事にしました。
この日は、なぜか朝から干炒牛河(コ〜ン・チャウ・アウ・ホ / きしめんみたいな麺の焼きそば)を食べると決めてたので、茶〜ちゃんてん(茶餐廳)を探しにオールド・メイン・ストリート(香港仔舊大街)へ。
この通りの周りには、茶〜ちゃんてん系が多いですが、かなりレストランが集まっているので便利でおすすめです。
↓色々レストランはこちらを参照してね。
地元の人で賑わう茶〜ちゃんてん(茶餐廳)
ということで、いろいろ迷って選んだお店はこちら。
店先にベタベタとメニューが貼ってあって、私がそれを立ち止まって見ていると、中からおかみさん風のお姉さん(?)
。。。年齢的には、おばさんなんですが、考えたら私もオジさんなので。。。 (^_^;)
が出てきて、しきりに提案してくれました。
強引な押し売りでなく、感じのいい人だったのでここに決めました。
中に入ると、地元の人で賑わってます。
『お!なかなか雰囲気のいいお店だぞ〜!』(孤独のグルメ風)
と思いながら、入り口近くのテーブルに陣取りました。
朝から決めてた干炒牛河(コーン・チャウ・アウ・ホ/きしめん風牛肉焼きそば)とアイスレモンティーを注文!
店内の画像は撮り忘れましたが、私が陣取ったテーブルから眺めた入り口↓σ(^_^;)
『ほぉ〜、朝食もあるんだな〜』(孤独のグルメ風)
↓朝食メニュー
『お?!こんなのもあるぞ〜。』(孤独のグルメ風以下同じ)
『こういうご飯がうまいんだよなぁ。』
『おぉ~!しかも安いじゃないか〜。』
トミーさんが[孤独のグルメ]ってるので、わしがちょっと説明するあ〜るね♬
北菇蒸雞飯は→しいたけと鶏肉の蒸しご飯。
鳳爪排骨飯は→鶏の足(もみじ)と骨つきのコマ肉ご飯。
咸魚蒸肉餅飯は→魚の干物とミンチ肉の蒸しご飯。
って感じあるね〜。(^_-)
『おや?点心もあるぞ。』
『そういえば入り口に点心のせいろが積んであったなぁ〜。』
『こりゃ〜、また来なくちゃだなぁ〜。』
なんて、孤独のグルメ風に心の中で呟いているうちにレモンティー到着〜。
レモンは、画像からだと見えないけど5枚〜♬
そして、こちらが干炒牛河(コン・チャウ・アウ・ホー)♬
平べったい、きしめんみたいな麺の焼きそばです。
ベースはしょうゆ味なので、日本人にも合うお味かと思います。
飲み物(冷たい飲みのも)込みで、HK$40ドル(約552円)。
ここの干炒牛河は、他のお店に比べて油っこくなくサラッと炒めてあるので美味しいかったです。
私が、もしこの近くに住んでたらちょくちょく来ちゃいそうなお店です。(^^)
このお店は、Googleマップになかったのですが住所は↓こちら。(^_^;)
香港仔舊大街兆群大廈地下7號舗(培德小學正面出口)
営業時間:6:00~20:00(下午茶14:30~18:00)
tel:2552 5665 / 3741 0101
☆おすすめ香港焼きそば
詳細は⇒こちらの記事を参照してね♬
オールド・メイン・ストリート(香港仔舊大街)のスイーツ店
さっき、茶〜ちゃん店を探してた時に見かけたスイーツ店が気になってたので、そちらで食後のデザート。
↓店内はこんな感じ。
このメニュー全部試したいけど、それはちょっとできないので、ここの看板メニューにもなってる自分も好きなマンゴープリン(紹牌芒果布甸)を注文!
マンゴープリンの上に、マンゴーアイスクリームとフレッシュマンゴーがトッピングされてて、マンゴー好きには堪りませんねぇ〜。(@^ρ^@)
マンゴープリン自体は、ちょっと薄味なのですが、アイスクリームとフレッシュマンゴーと一緒に食べると完璧です!
ちょっとぐちゃぐちゃになってるけど、↓イメージ映像。(^◇^;)
その他いろんなお店
その他に、有名なところで翠華レストランなんかもあります。
タイ料理店や日本食店、手作りの小籠包・餃子などの上海料理店とか色んなお店があるので吟味してくださいね。(^^)
まとめ
今回は水上レストランなどで有名な観光スポット【アバディーン(香港仔)】にあるプロムナードの散策と、地元の人で賑わう茶〜ちゃんてん(茶餐廳)とスイーツ屋さんをご紹介しました。
- 海浜公園プロムナードは、船が行き来してインスタスポットとしても抜群です!
- 向こう岸のアップ・レイ・チャウ(鴨脷洲)往きのフェリーもあるので、時間があればそれに乗ってアップ・レイ・チャウに行くのもいいですね。
- 魚の卸売市場もあるので、その活気を体験されたい方は、午前中に訪れるのがおすすめです。
- 食事は、レストランが集まってる、オールド・メイン・ストリート(香港仔舊大街)がおすすめです。
ということで、都心部からはちょっと離れてますが、自然とローカル感を楽しみたい方にはおすすめな場所です!
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