世界一安い、ミシュラン店で有名な飲茶(點心)の専門店【添好運點心専門店】(以下、添好運ティンホーワン)。
今では、香港を始めアジアやアメリカにも店舗を持つほど発展されています。
日本にも、東京の日比谷に支店があるのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
ということで、先日、本店のほうに行ってみたのでシャアしま〜す!(^o^)/
創業者は元・高級中華レストランの點心(ディムサム)シェフ
まず、添好運についてちょっとご紹介。
創業者の麥桂培シェフは、もともと香港フォーシーズンズ・ホテルにある中華レストランで點心部門の料理長をしていました。
そして、そのお店がミシュランの三ッ星を獲得した時にも貢献されてます。
また、そのお店は中華料理分野として、世界で初めて三ッ星を獲得した中華レストランでもあるんです。
一流の味をお手頃価格で!
![](https://i0.wp.com/hkgtomiy.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_5368.jpg?resize=512%2C384&ssl=1)
ミシュラン・スターのお店というと、一般的に高級で価格的にもちょっと気軽に行けないイメージですよね。
麥シェフは「一般市民が、安くて美味しい點心を味わって欲しい。」
という願いから、梁輝強シェフとパートナーを組み2009年3月、庶民の街・九龍の旺角に添好運をオープン(1号店)。
【注文を受けてから、その場ですぐ作る】という『即注文・即蒸す(即叫即蒸)』というコンセプトで、新鮮な食材と豊かな味わいを提供しています。
その【一流の味】は、瞬く間に庶民に受け入れられ、2010年5月に、やはり庶民の街・九龍の深水渉に2号店をオープン(現在の総本店)。
その確かな味は、開業して半年後にミシュランから一ツ星の評価を得ました。
そして、その後の海外へと発展していきます。
![トミー](https://i0.wp.com/hkgtomiy.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_4861.jpg?w=1156&ssl=1)
ちなみに、1号店の旺角店は家賃の高騰から今は閉店されてます。
そのため2号店の深水渉店が、現在は総本店となってます。
総本店に行ってみました
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ということで、実は、私も初めてということで、今回は総本店の深水渉店に妻と一緒に行ってみました。
平日の、昼時間を過ぎた午後2時くらいでしたが、まだかなり席は埋まっていたのもあって、僕らはお店の奥の方に案内されました。
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アクリル製の食器類
席に案内されながら、お茶は何を飲むかをまず聞かれます。
いつものプーアル茶(普洱茶)を頼みました。
そして、席に着いて、まず私が驚いたのがテーブルや椅子や食器類でした。
ミシュラン店というと、高級そうなテーブルに椅子、そしてブランド物のお皿や食器類をイメージしますよね。
このお店は、そんな私のイメージを一変させる食器やお箸・レンゲなどは全てアクリル製なんです。
テーブルや椅子も、けっこう年季が入ったレトロな感じで、そのイメージには程遠いです。
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『お〜!さすが世界一安いミシュラン店だな!』
と思いつつ點心をオーダー。
こちらがオーダーシート。
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シェフのお勧めとして別紙にこちらのシート。
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他に、メニューらしきものは無いようで、これにチェックして注文のようです。
オーダーシートを見ると、お茶も
- プーアル(普洱)
- 鉄観音
- 壽眉
の3種類のみです。
おいしい點心
僕たちが頂いたのはこちらの八品↓
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![トミー](https://i0.wp.com/hkgtomiy.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_4861.jpg?w=1156&ssl=1)
ちなみに奥さん曰く、数字的に縁起が良いということで、いつも八品注文してます。(^◇^;)
↓みんな大好き・海老餃子(晶瑩鮮蝦餃)♬
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↓みんな大好き・えびシュウマイ(鮮蝦燒賣皇)♬
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↓定番の春巻き(蛋白蝦春巻)
こちらの春巻きは、名前から見てどうやら卵の白身が入ってるようです。
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ちょっと見づらいですが、↓卵白入りです♬
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↓ニラと海老の腸粉(韮王鮮蝦腸粉)
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↓こちらは私は得意ではないのですが、奥さんが大好きな鶏の脚。(^^;;
豆豉味のモミジ(豉汁蒸鳳爪)。
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↓豆豉で蒸した骨つきバラ肉(豉汁蒸排骨)。(@^ρ^@)
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↓チャーシューのパイ生地マン(酥皮焗叉焼包)。
こちらは、チャーシュウパン(叉焼包)なのですが、普通と違って、パンがパイ生地になってて焼いてある、あのパイナップルパン(菠蘿包)に似た感じです。
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↓中身の叉焼の餡。
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↓野菜も取らないとなので、レタスのお浸し風オイスターソースかけ(白灼西生菜)。
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本来なら、デザートを頂くのですが、オーダーシートにはあまり種類がなかったので、今回は見合わせました。(^_^;)
マイタンは、八品とお茶代込みでHK$191ドル(約2,630円)でした。
10%サービスチャージは無し。
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ちなみに、お勘定は現金かオクトパス、またはアリペイの現金決済になります。
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オクトパスの買い方は↓こちらの記事を参照してね。
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食べた感想
私個人の感想ですが、一つ一つしっかりと味付けしてあって、かと言って味が濃すぎず丁度いい味です。
海老餃子(蝦餃)なども、中のエビにもしっかり味が付いてて、美味しかったです♬
(^ ^)
さすが、一ツ星を獲得しているだけあって、納得のいくお味で美味しゅうございました。
まとめ
今回は、世界で一番安いミシュラン店の【添好運點心専門店】へ行ってみました。
元三ッ星レストランのシェフだった創業者が、『一流の味を庶民価格で』という願いから始まった点心の専門店。
開業から半年後には、ミシュランから一ツ星を得られました。
今では、香港を始め海外にはシンガポール、フィリピン、台湾、マレーシア、ジャカルタ、シドニー、ニューヨーク、東京日比谷、ハワイと店舗展開されています。
ミシュラン店というと、高級なイメージがありますが、ここ添好運はお店の内装や食器類などもどちらかというと、繁華街のふつうのお店ですが、味は本当に一流だと思いました。
私の中でのミシュラン店のイメージである「高級な食材をふんだんに使い、値段も高い」という常識は覆されました。
そしてまた、『果たしてミシュランとは何なのか?』というのを考えさせられたお店です。
ということで、リーズナブルな美味しい点心をお楽しみあれ♬!(^O^)/
![トミー](https://i0.wp.com/hkgtomiy.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG_4861.jpg?w=1156&ssl=1)
奥さん、まだいろんな点心があるから、今度はちがうもの頼んでみようよ!
![奥さん](https://i0.wp.com/hkgtomiy.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_5728.jpg?w=1156&ssl=1)
そうね!でも鶏の脚は欠かせないわよ!d(^^)
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