香港で４店舗目のアップル・ストアがオープン

高級ブランドショップが、ずらりと立ち並ぶ、尖沙咀（チム・サー・チョイ）の廣東道（カントンロード）。

此処に、新しい顔が加わった。

改装工事が始まってから、実に2年という歳月をかけて、先日（2015年）7月30日にアップル・ストアがオープン。

これで、香港でのアップル直営店は4店舗となった。

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巨大企業のアップル

アメリカ国外100番目の直営店で、香港最初のストアとなる中環（セントラル）を始め、
銅鑼灣（コーズウェイベイ）、九龍塘(ガウロントン）に続くここ、尖沙咀は、廣東道の彩星集團大廈（トーイハウス）というビルにある。

立ち退き

このビルには、以前、あのマンゴープリンで有名な日本にも支店がある糖朝があった。その他にも、居酒屋風のお店やトンカツ屋、ベビー用品店などがあった。

でも、アップル・ストアーが入ると決まってから立ち退きをさせられてしまう。

かろうじて、トンカツ屋とベビー用品店は、この同じビルの上の階に移転することができた。

が、糖朝と居酒屋は別の場所に移転になってしまった。(T . T)

広々とした空間

   そしてもう一つ、アップル・ストアーがこのビルに入ることにより、ビルの構造が大きく変わった所がある。

以前、このビルのレセプション兼セキュリティのあるロビーは、グランドフロア（1階）にあった。

そして、そこからエレベーターに乗り、上の階にある、レストランやオフィスへ直接行けるようになっていた。

そのロビーは、5階に移ることになった。そして、今まで一つのエレベーターで直接行けたのが、一度、5階まで上がり、そこで又、違うエレベーターに乗り換えなくてはならなくなった。

つまり、レストランやオフィスに行くにはエレベーターを2回乗らなくてはならない。
その為に、わざわざエレベーターを増設している。

そして、もう一つ。ガラス張りのこの店舗。

此処を訪れていただくと判ると思うが、天井がヤケに高い。

そして、見た目、地下1階から地上2階の3フロアである。

これも、アップル・ストアの特徴だが、実は、以前の構造だと、地下2階から地上4階に当たる。

つまり、天井を高くする為、改装前の2フロア分を使って1フロアにしているのである。

ニンジャ・タートル

今まで1階ロビーに祭って(？)あった、ここのビルのシンボルであるニンジャ・タートルの像。この銅像も、ロビーが移転したので一緒に5階へと移動した。

なぜ、ニンジャ・タートルなのかと言うと、ここのビルのオーナーさんは、おもちゃ関連の会社を営んでいます。

実は、あのアメリカで人気のニンジャ・タートルのアジアでの版権を所有しているとかで、その版権の収入のおかげで、このビルが建ったということらしいです。

というわけで、ビルのオーナーからしたら、神様ならぬ亀様ということで銅像を祭ってあるのだと聞きました。

でも、その亀様もアップル社には、かなわないようで、5階に移って前より肩身の狭い思いをしているように感じるのは、僕の気のせいなのだろうか？……。(^^;;

香港アップルストア店舗一覧

尖沙咀廣東道100號彩星集團大廈

銅鑼灣軒尼詩道500號希慎廣場

中璟金融街8號國際金融中心商場

九龍塘Festival Walkフェスティバルウォーク

九龍觀塘apmモール

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